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『少女と世界とお菓子の剣』の気になること。

Route of AYANO

私立さくらんぼ小学校


Route of NANA


私立さくらんぼ小学校


Route of ICHIGO 1

私立さくらんぼ小学校

and To be concluded in "Route of ICHIGO 2"...



というわけで残るところ最終章「Route of ICHIGO 2」を残すだけ(多分)となった『少女と世界とお菓子の剣』。

伏線とか整理するなら今やろ! ということで、個人的に気になってるところについて、引用しながら整理……というか羅列してるだけの感の記事。普通にプレイしてて気付いた部分だけを記憶から引っ張りだしてきただけなので抜けも多く。



性質上全編に関してネタバレ全開なのでご注意を。
また、作品に対する変な視点を持つように誘導しているおそれがあるので、そういう意味でもご注意ください。
なんというか、見方を狭める内容というかそんな感じなのは否めません。
あと「」の使い方が統一されてないですがご勘弁を。

▼ミノくんの過去
■アヤノ編
【変わりゆくアヤノ】
 生徒1「■■■■てるんだろ?(笑)」
 生徒3「こいつ、■■■■■■て、ずっと部屋で■■■■てたんだぜ」
 生徒2「■■■■■■■■■だよな(笑)」
 生徒1「そんでこの学校に転校してきたんだよ。親たちの間じゃすっかり有名だよ」


コメント:
ミノくんの境遇そのものについての言及としては最も核心的な気がする部分。
部屋で~という部分については、なんか『鍵っ子少女』の話を思い出す。
どんな言葉が入ればちょうどいいか当ててみよう!(ひどい)


■ナナ編
【滝沢奈々子の秘密】
 (画像)ゆさゆさを抱きかかえた、淡い髪と苺の髪飾りの少女

コメント:
多分Route of ICHIGO 1のパケに出てる子ですよね。ああ、一体だれなんだろうなー(棒)

【いちごラブ】
 「ナナ君にあげたあのぬいぐるみ」「キミはどこからあれを持ってきた」
 「そしてキミがお菓子を嫌う理由……」
 「あの丘で手にするバットはいったいなんなのか」
 「登場人物が足りない」
 「ボクはその人物を知っている」


コメント:
ミノくんの過去についての伏線説明のオンパレード。こんなことされたせいで苺編待つのが辛かったんだよ!
実はお菓子嫌いの描写全く覚えてないんですがどの辺でしたっけ…?



■苺前編
【がっこうまいご】
 「てめぇ、汐見だろ。お菓子の汐見だ」
 「てめぇもこっち側だったってわけか。どうりで変な親近感があると思ったんだ」


コメント:
お菓子嫌いと述べられているミノくんが、お菓子の汐見などと呼ばれているというギャップ。
「苺にとってお菓子は生きる糧だもんな」というテキストとも合わせて。


【カンバスのゆりかご】
 "この世界で最も大切だった。女の子。"

コメント:
パッケージに出てくる少女について。
大切"だった"女の子という辺りがもうね……。
がっこうまいごにおいて、「(肉親を失った)その気持ちは……誰にもわからない……」という連子に対して「わかるよ」と答えたことも考慮したい。






▼世界の夢
■プロローグ
 (背景エフェクト)"原画 みそおでん" "脚本 苦魔鬼轟丸"

コメント:
それぞれ、冒頭のテレビニュース中、バス内で苺が登場する時に出てくる演出なのですが、背景が世界の夢が発動するときのアレ。

■苺前編
【カンバスのゆりかご】
 「河童の件はどこに消えたのだ?」

コメント:
ラジオから聞こえる声が全て世界の夢に関わるものである、ということがほぼ確実になるのがこのエピソード。ナナ編では
"世界の夢のヒントをもたらすラジオじゃない。『俺』のラジオなんだ!"
とか言われてましたが、やはりあっちも世界の夢関連だったわけで。
ということはつまり、プロローグの「おかへ」「ものおき」も当然……。






▼ミノくんの能力
■ナナ編
【聞け、獣の産声を】
 「ボクたちには能力がある」
 「その力がなにか、キミは考えたことがあるか?」

 "不幸に押しつぶされそうになった子供が絶叫することで産みだした。"
 "この世で最悪の剣。"
 「世界の聴取者である立場から、世界を構成する『モノ』になりはてるのだ!」
 "子供の剣ではない、本当の剣"


コメント:
前半は、言霊のリップの正体に迫るシーン。占い部のメンバーの持つ能力が、それぞれの願望を――あたかも世界の夢のように――実現させるものであるということが示唆されています(アヤノとナナについては言わずもがな、苺についても、冒頭では絶対的な断罪者ではなく、世界の圧力に押しつぶされそうな少女として描かれていますね)。
そして同時に生まれるのが、そういう意味で、世界のラジオが一体何なのか、という疑問。世界の聴取者と述べられていますが、世界の声を聞く、という行為が一体何を象徴しているのか。
それを考えるには、まず、「世界」が、そして「世界の夢」を示す世界の声というものが一体何なのだろうということを整理しないとだめですね。
後半については次のと合わせて。



【いちごラブ】
 「キミが求めていた力とはなんだ」
 「キミはなぜ世界に充ち満ちる幸せを破壊したいと願う!」


コメント:
ミノくんの剣「すべての幸せを砕くもの」ですが、世界のラジオとはあまりに性質が違う。世界の聴取という、世界へ歩み寄るような能力(あるいは願望)に比して、これは真逆と言っていい能力。
作中唯一能力を二つ、しかもこのような真反対の性質のものを持っている彼ですが、その意味するところは……。




個人的に一番気になっているのは、コメントの長さにも現れてるように、ミノくんの能力の正体です。

このシリーズでは、さんざんぱら世界というものが戦うべきものとして描かれている一方で、ナナ編は「世界を構成する『モノ』になりはてる」ことがテーマになっています。そんな中で、ミノくんの「世界の声を聞く」という能力がどういう意味を持つものなのかということは、物語の核心であるような気がするのです。

自分は最近まで世界=大人という読み方をしていて、世界の声とは大人の声なのだ――とか思ってたのですが、ナナ編ラストに大人に関して"世界に食らいつく"というような表現があったように、実はイコールではないっぽいことに気付いたのでもう一回考え直したいところ。

ラスボスが"とある人物"っぽいあたりも結構予想とは別方向で、着地点について全く予測がつかない……。


ただただ完結が楽しみ。資金難も乳学校で解決の見込みがたってよかったね(ゲス顔

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雑記 | 【2013-03-23(Sat) 03:40:21】 | Comments(-) | [編集]

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