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兵どもが夢の雑記
どうも、昨日更新しようとしていたけどいつの間にか泥のように眠っていた台鼎です。
レポをするにはちょっと遅いですが、ついに行って来ましたよ、夏コミ!
他にあった選択肢を選ばず、あえて関東にやって来た理由のひとつを達成してきました。
参加したのは、同人ゲームが多く出展する二日目と、友人に付き合って行った三日目です。
いやぁ、つくばからだと始発で到着が7時頃になるんですが、両日ともに人・人・人でしたね。そして、確かに密度も凄いんですが、それがいつまで経っても入れ替わりながらも量が変わらないのに驚きました。15時回ってもドンドン人が……。
ちょっと以下長いので畳んでおきます。
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レポをするにはちょっと遅いですが、ついに行って来ましたよ、夏コミ!
他にあった選択肢を選ばず、あえて関東にやって来た理由のひとつを達成してきました。
参加したのは、同人ゲームが多く出展する二日目と、友人に付き合って行った三日目です。
いやぁ、つくばからだと始発で到着が7時頃になるんですが、両日ともに人・人・人でしたね。そして、確かに密度も凄いんですが、それがいつまで経っても入れ替わりながらも量が変わらないのに驚きました。15時回ってもドンドン人が……。
ちょっと以下長いので畳んでおきます。
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MYTH
明日はコミケ2日目、ということで(どんなわけか)一年前に発売されたCircletempo「MYTH」を紹介兼レビューします。
遅すぎとか言わないで!分かってるから!
→(最終体験版Re:make+とあらすじの紹介)
→(中途版の紹介)
中盤までの紹介はこの2つに任せましょう。
とにかくパッケージにも「まずは8時間ほど」とあるように、
「最初、何も面白くないと思ってたらなんてこった……、それすらも伏線だったなんて」
というのが前半です。衝撃と謎がひしめく非常に面白い文章です。
それらの謎は終盤までしぶとく残り続けます。というか終わっても残りますね。そしてそれは伏線の回収漏れなどという話ではなく、事実関係がどうなっているのかさえ一見すると理解不能、というレベルです。
ですから、序盤中盤がインパクトのある展開だっただけに、そこと同じように分かりやすい感動を求めると、この作品はモヤモヤした不快なだけのものとなるかもしれません。そしてそれらを解消するには恐らく、考察という作業をするほかにないでしょう。
しかし、「このゲームは仕掛けや謎を考察するのを楽しむゲームなのか?」と訊かれれば、必ずしもそうではありません。
個人的にこのゲームは、読み解きながら人間に思いを馳せるゲームなんだと思います。下手な例えではありますが、子供の頃には分からなかった両親の行動にこめられた思いが、今になって身に染みてくる、といった感じでしょうか。あの不可解な行動(場面)を、全てを知った上で見つめ直すと、そこに込められた人物たちの『「意思」』が溢れ出てきて、その重さに呆然としてしまう。そして彼らの「夢」を思い起こし、心を震わせる。そんな中で、ふとOP「影、ミツメル、光」やED「神々の歌」を聴いて、涙が零れそうになることも(このゲームは本当に音楽が素晴らしい)。
しばしば感動というものは、悲愴な決意や決死の行動といったものによって引き起こされがちですが、それとはまた別の方向から「人」を考えさせてくれる、良い作品でした。
紹介の最後に、信者乙と言われようとも、ネタだと思われようとも、自分はこの作品をこう表現しましょう。
「MYTHってなんなのよ」
「人生...かな?」
「MYTH」を見届けたとき、この表現が決して過大評価でもネタでもなく、重厚な意味を持つことが出来ると、きっと感じて頂けるのではないでしょうか。
では、以下でネタバレトークをお届けします。多分コッチの方が長いです。
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遅すぎとか言わないで!分かってるから!
→(最終体験版Re:make+とあらすじの紹介)
→(中途版の紹介)
中盤までの紹介はこの2つに任せましょう。
とにかくパッケージにも「まずは8時間ほど」とあるように、
「最初、何も面白くないと思ってたらなんてこった……、それすらも伏線だったなんて」
というのが前半です。衝撃と謎がひしめく非常に面白い文章です。
それらの謎は終盤までしぶとく残り続けます。というか終わっても残りますね。そしてそれは伏線の回収漏れなどという話ではなく、事実関係がどうなっているのかさえ一見すると理解不能、というレベルです。
ですから、序盤中盤がインパクトのある展開だっただけに、そこと同じように分かりやすい感動を求めると、この作品はモヤモヤした不快なだけのものとなるかもしれません。そしてそれらを解消するには恐らく、考察という作業をするほかにないでしょう。
しかし、「このゲームは仕掛けや謎を考察するのを楽しむゲームなのか?」と訊かれれば、必ずしもそうではありません。
個人的にこのゲームは、読み解きながら人間に思いを馳せるゲームなんだと思います。下手な例えではありますが、子供の頃には分からなかった両親の行動にこめられた思いが、今になって身に染みてくる、といった感じでしょうか。あの不可解な行動(場面)を、全てを知った上で見つめ直すと、そこに込められた人物たちの『「意思」』が溢れ出てきて、その重さに呆然としてしまう。そして彼らの「夢」を思い起こし、心を震わせる。そんな中で、ふとOP「影、ミツメル、光」やED「神々の歌」を聴いて、涙が零れそうになることも(このゲームは本当に音楽が素晴らしい)。
しばしば感動というものは、悲愴な決意や決死の行動といったものによって引き起こされがちですが、それとはまた別の方向から「人」を考えさせてくれる、良い作品でした。
紹介の最後に、信者乙と言われようとも、ネタだと思われようとも、自分はこの作品をこう表現しましょう。
「MYTHってなんなのよ」
「人生...かな?」
「MYTH」を見届けたとき、この表現が決して過大評価でもネタでもなく、重厚な意味を持つことが出来ると、きっと感じて頂けるのではないでしょうか。
では、以下でネタバレトークをお届けします。多分コッチの方が長いです。
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